パイプライン研究

関節リウマチ治療薬(低分子化合物)

JAK阻害薬の開発が進むも、他の機序の薬剤開発は難航
(2016.06.13 00:34)1pt
2016年06月13日号
伊藤勝彦

 外敵(非自己)を認識して攻撃し、自己を防御するはずの免疫系が、何らかの原因で自己を攻撃してしまうようになる疾病が自己免疫疾患である。現在でも発症の機序は完全に解明されてはいない。この自己免疫疾患のうち、最も患者数が多い疾病が関節リウマチである。世界保健機関(WHO)は、その有病率は0.3%から1%、女性に多い疾患と報告している。欧米では人口の約1%。国内の有病率は欧米よりも低く0.4%から0.5%とされている。全国では60万人から70万人の患者がおり、年間1万5000人が新たに発病するとの報告がある。

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