呼吸器系疾患治療薬

 2015年12月に厚生労働省から発表された「平成26年患者調査」によると、国内で入院または外来で治療を受けた気管支喘息の推定患者総数は131万4000人。同年の「人口動態調査」では喘息による死亡者数は1550人(男性は590人、女性は960人)と報告されている。10年前の「平成17年患者調査」の推定患者総数は155万8000人で、死亡者数は3198人であったから、総数、死亡者数共に減少していることが分かる。吸入ステロイド薬やアドレナリンβ2受容体作動薬における定量噴霧式吸入器の普及、新しい作用機序の薬剤の誕生、ガイドラインによる適正な長期管理などが行われた結果と考えられる。ただし、依然として死亡者数が1500人余りいることから、喘息死ゼロを目指した取り組みが求められている。

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