
医薬品原料や化粧品、香料など、我々の日常生活には非常に多くの芳香族化合物が使われている。しかし、芳香族化合物は、植物からの抽出・精製法では収率が低く、原料が大量に必要だったり、化学合成法では合成や精製のプロセスが複雑になったりするため、高価になりがちだ。一方、微生物で生産しようにも、芳香族化合物は概して生体に対し毒性が高く、生合成できないか、あるいは生合成できても収率を高めていくことが難しい。
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