リポート
2017年バイオ企業番付
小野薬品とJCRファーマが横綱に昇進、承認や導出に成功した企業が高評価
(2017.01.30 00:32)

2017年01月30日号
久保田文

日経バイオテク編集部では、2017年のバイオ企業番付を決定した。横綱には、アステラス製薬とタカラバイオに、新たに小野薬品工業とJCRファーマが加わった。好調な業績を維持しつつ、2016年2月に網膜色素変性症に対する遺伝子治療の開発品目を導入するなど新規技術へも触手を伸ばすアステラス製薬、2016年12月に開発中の腫瘍溶解性ウイルスHF10の国内開発・販売で大塚製薬と独占的ライセンス契約を結ぶなど、遺伝子医療事業で成果が出つつあるタカラバイオが横綱の地位を守った。【訂正】当初の記事で、小結に「生化学工業(生化学バイオビジネス)」とございましたが、生化学バイオビジネスは既に生化学工業に吸収合併されています。お詫びして訂正いたします。
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