抗体薬物複合体新時代

 第一三共の中山譲治代表取締役会長兼CEOは、2017年5月に開催された経営説明会の席上で、今後の投資の優先順位について、「迷ったらオンコロジー、迷ったらHER2を標的とした抗体薬物複合体(ADC)であるDS-8201」と宣言、同社の今後の柱としてADCに期待していることを示すとともにADC製造体制強化のため150億円の設備投資を行うとした。同様にエーザイの内藤晴夫CEOも同じ5月に開催された決算説明会で、子会社も含めて全て自社技術による同社初の抗葉酸受容体アルファ(FRA)抗体を用いたADC、MORAb-202への期待を熱く語った。

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