特集

クライオ電子顕微鏡

難関の結晶化が不要、設備費は安い、薬剤を設計できる解像度3Å超を達成
(2017.02.27 00:31)1pt
2017年02月27日号
河田孝雄

 クライオ電子顕微鏡(クライオ電顕、cryo-EM)と呼ばれる構造生命科学の新解析手法に注目が集まっている。クライオは“極低温”を意味する。解析対象の生体分子を凍らせた試料に電子線を照射して撮影する顕微鏡が、クライオ電顕だ。ここ数年の技術革新が連鎖的に発展し、蛋白質など生体分子の立体構造(3次元構造)を、原子レベルに近い高解像度で決定できるようになった。トップジャーナルで毎週、研究成果が発表されている。

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