初めまして。2021年4月に日経BP社に入社し、日経バイオテクに配属となりました佐藤礼菜(あやな)と申します。バイオ業界の一線で活躍されている皆さまのお役に立つ情報を発信するべく、日々精進する所存です。

 大学では薬学を専攻し、薬剤師免許を取得しました。同級生が薬剤師として歩みを進める中、記者として働くことを決めたのは、大学5年次の臨床現場での経験が基になっています。国民皆保険で診療報酬が一律なのにもかかわらず、医療機関で提供されるサービスの質や量にはばらつきがあると感じ、医療界の現状に疑問を持つようになりました。そこで、記者として医療界を外側から見つめ、患者さんがより良い医療を享受できる世の中に貢献したいという気持ちが生まれました。

 先日、あるバイオベンチャーを取材しました。技術は優れていても、資金調達がなかなかうまくいかないという話を伺いました。人の命を救う医薬品の開発が、金銭面で難航する現状はやり切れないものです。そこで私は、技術面のみならず経済(資金)面でも、役立つ情報を発信していきたいと考えています。

 在学中は公衆衛生疫学研究室に所属し、社会に対して医薬品がどのような形で貢献できるかを研究していました。大学6年次の研究テーマが医薬品医療機器総合機構(PMDA)の医薬品副作用データベースの解析だったことから、ITを利用して、医療、ひいては社会を改善することに関心があります。ITとライフサイエンスの融合に関してはバイオテクの読者の皆さまも関心の深い部分ではないかと思いますので、取材・執筆を通じて最新の情報を提供できるよう努めてまいります。

 配属されたばかりの身ではありますが、読者の皆さまのお力になれるよう、記者活動に尽力いたします。何とぞ、よろしくお願いいたします。