量子ビーム1分子計測の時代が到来

 1分子計測技術も、ついに量子ビーム(X線、電子線、および中性子)を利用する時代に突入した。2017年ノーベル化学賞は、クライオ電子顕微鏡を用いた蛋白質1分子構造決定法の黎明期に活躍した3人が受賞した。1980年代に提案されたこのクライオ電顕による単粒子解析法は、当時、高価な装置を使って苦労して画像を撮っても分解能の非常に悪い構造決定法として有名で、10年ほど前までは、その研究をしている学生を見つけると「大変だね」と声をかけた記憶がある。

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