バイオイメージング最前線(第20回)

カーボンナノチューブで、褐色脂肪を近赤外光撮影

(2017.05.29 00:35)1pt
2017年05月29日号
湯田坂 雅子=産業技術総合研究所(産総研)ナノ材料研究部門 招聘研究員、佐伯 久美子=国立国際医療研究センター研究所 疾患制御研究部室長

 脂肪細胞には、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞[1, 2]の2種類があり、さらに、その中間的な形態と機能を持つベージュ細胞[3, 4]がある。褐色脂肪細胞は、細胞質に多数の小さな脂肪滴とひだ状のクリステの発達した豊富なミトコンドリアを持ち、脂肪滴中の中性脂肪を燃焼して体熱の産生に寄与する[1, 5]。

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