新型コロナの陰に潜む医薬品原薬の「中国依存」

 恐れるべき数字がある。医薬品やその原薬の供給において、中国やインドが世界で重要な役割を担っていることは想像に難くないが、その依存度はどの程度かご存じだろうか。1990年代、世界で流通する医薬品原薬(Active Pharmaceutical Ingredient:API)の約90%は、米国、日本、ヨーロッパで製造されていた。それが今や、中国企業が世界のAPIの約40%(数量ベース)を製造しており、米国が輸入する医薬品(製剤)の75%から80%は中国やインドが製造している状況だ。

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