World Trendアジア

侮ることなかれ、台湾バイオベンチャーの量と質

(2018.05.14 00:37)1pt
2018年05月14日号
本村聡士=大和企業投資台湾代表処

 台湾バイオベンチャーの台頭が目覚ましい。2018年3月6日、TaiMed Biologics社の「Trogarzo」が米国で販売許可を取得した。CD4の細胞外ドメインに結合するモノクローナル抗体製剤で、10年ぶりのエイズ治療用新薬だ。同社はフェーズIIIまで自社で開発を手掛けており、台湾のバイオベンチャーのレベルを示す点からも大きな意味を持つ事例である(欧米での販売権は米Theratechnologies社に供与)。3月以降TaiMed社の株価は急伸しており、5月初旬には時価総額が786億台湾ドル(約2908億円、1台湾ドル=3.7円で換算)に達した。

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