近年、生物学で最大の発明として注目を浴びるゲノム編集技術CRISPRに関する、米University of California Berkeley(UC)と米Broad Institute of Harvard and MIT(Broad)間の特許闘争において、2017年2月15日、米国特許商標庁(USPTO)はBroadの特許がUC側の特許申請に抵触しないという裁決を発表した。科学者の間ではUC側のJennifer Doudna教授とオーストリアUniversity of Vienna(当時)のEmmanuelle Charpentier客員教授(現ドイツMax Planck Institute感染生物学研究所所長)の発明が先、との意見が大半であるため、Broad側の主張をほぼ完全に認めたUSPTOの裁決には驚きの声も少なくなかった。

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