「レベスティブ皮下注用」 テデュグルチド(遺伝子組換え)

 今回は、2021年6月に承認された短腸症候群の治療薬である武田薬品工業の「レベスティブ皮下注用」(テデュグルチド(遺伝子組換え))を取り上げ、その承認審査の概要について説明する。短腸症候群とは、小腸の大量切除に伴い消化吸収機能が極端に低下した状態を指す。多くの場合、水分および栄養を補給し、生命を維持するために静脈栄養が必要となる。小児では、壊死性腸炎、中腸軸捻転、小腸閉鎖など先天性腸疾患や外傷が原因となり、下痢、体重減少、脱水、栄養障害などが見られ、しばしば成長障害に陥るとされる。「短腸症(短腸症候群)」は、小児慢性特定疾病の対象となっており、2011年の全国調査では128例が確認された(小児慢性特定疾病情報センター)。

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