審査報告書を読む

「アジレクト錠」ラサギリンメシル酸塩

国内2剤目のMAO-B阻害薬が登場、部分集団解析で効能・効果はパーキンソン病に
(2018.11.19 00:34)1pt
2018年11月19日号
木下玲子=北里大学医学部精神神経科学助教

 今回は、2018年3月、パーキンソン病(PD)の効能・効果で承認された武田薬品工業の「アジレクト錠」(ラサギリンメシル酸塩)を取り上げる。本剤はイスラエルTechnion - Israel Institute of Technologyが創製し、イスラエルTeva Pharmaceutical Industries社が開発したPD治療薬で、Monoamine oxidase-B(MAO-B)を選択的、非可逆的に阻害して脳の黒質線条体におけるドパミン濃度を上昇させ、主にPDの運動症状を改善する。05年に欧州とイスラエル、06年に米国で承認され、2017年10月現在、50カ国以上の国・地域で使用されている。

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