審査報告書を読む

「インチュニブ錠」グアンファシン塩酸塩徐放錠

教師による症状評価のデータも参考に審査、降圧薬だった経緯から血管系への影響も精査
(2017.07.24 00:34)1pt
2017年07月24日号
木下玲子=北里大学医学部精神神経科学助教

 2017年5月、塩野義製薬の選択的α2Aアドレナリン受容体作動薬である「インチュニブ錠」(グアンファシン塩酸塩徐放錠)が、小児期における注意欠陥・多動性障害(ADHD)の効能・効果で承認された。グアンファシンの速放錠(商品名:エスタリック錠)は中枢性血圧降下薬として、1984年に国内で承認され、日本チバガイギーが販売していた。その後、α2Aアドレナリン受容体作動作用がADHDの注意障害や多動に効果があることから、アイルランドShire社により臨床試験が実施され、09年に米国で初めてADHDの効能・効果で承認された。2016年11月現在、33の国と地域で承認されている。

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