若手研究者の肖像(第31回)

上智大学理工学部物質生命理工学科 近藤次郎 准教授

次のポスト決まらない状況から一発逆転、結晶構造解析で核酸の「動き」を捉える
(2017.11.06 00:33)1pt
2017年11月06日号
高橋厚妃

 上智大学の准教授である近藤次郎は、DNAやRNAを対象とした、X線結晶構造解析を得意とする研究者だ。蛋白質の結晶構造解析を手掛ける研究者は、世界や国内に多く存在するが、「核酸のみを対象にX線結晶構造解析を専門に手掛けているのは、国内では自分だけではないか」と近藤は話す。核酸は、体内で二重らせん構造を取るのが常識とされているため、多くの研究者は、核酸の構造を解析しても新発見が無いのではと考えているためだ。しかしDNAは、特定の配列の場合、二重らせん以外にも四重らせんや八重らせん構造をヒトの体内で取り得る。「核酸の構造解析は、核酸医薬の研究開発でも今後重要となるのではないか」と近藤は話す。

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