若手研究者の肖像(第29回)

横浜市立大学木原生物学研究所 辻寛之 准教授

花を咲かせるホルモンの機構を解明、専門外でも理解できる発表を常に意識
(2017.09.11 00:33)1pt
2017年09月11日号
高橋厚妃

【20170912訂正】当初の略歴で、東京大学農学部を卒業した年に誤りがありました。正しくは1999年でした。お詫びして訂正致します。



 植物の改良を目指し、植物に花を咲かせる機能を持つホルモン「フロリゲン」の分子機能の解明を手掛けているのが横浜市立大学の辻寛之だ。辻は、フロリゲンが細胞の核内に移行し機能する仕組みを証明。研究成果を2011年にNature誌に発表した。当時、フロリゲンの正体である蛋白質は知られていたが、フロリゲンの作用機序は不明のままだった。Nature誌の成果では、フロリゲンの受容体の存在や、フロリゲンと受容体の複合体の構造も明らかにした。

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