若手研究者の肖像(26回)

国立がん研究センター研究所分子腫瘍学分野 片岡圭亮 分野長

臨床医の目線で遺伝子情報を解析、36歳で国がんの分野長に抜てき
(2017.06.12 00:33)1pt
2017年06月12日号
山崎大作

 片岡圭亮は2017年4月、国立がん研究センター研究所の分子腫瘍学分野の分野長に、36歳の若さで就任した。同センターで次に若い分野長は40歳代後半。異例の抜てきだ。片岡は2016年、33種類の主要な癌種を含む1万例を超える癌ゲノムの解析により、PD-L1の「3'非翻訳領域」と呼ばれる遺伝子の末端部分に異常が起こると、PD-L1の遺伝子発現が上昇することを発表した。この発見は、PD-L1遺伝子の発現を誘導することで、癌細胞が免疫による監視を回避して増殖する仕組みを解明するとともに、免疫チェックポイント阻害薬の効果を測定するためのマーカー開発につながる可能性を秘める。

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