若手研究者の肖像(第34回)

信州大学学術研究院(農学系) 下里剛士 准教授

オリゴDNAの経口投与の実用化目指す、家畜の飼料などへの応用も
(2018.03.12 00:33)1pt
2018年03月12日号
山崎大作

 20塩基、あるいはそれよりも短いCpGオリゴDNA(ODN)は、免疫を抑制したり増強したりする機能を有し、免疫機能を引き起こすアジュバントの他、抗癌剤や創傷治癒薬などに使える可能性があると注目されている。ただ、胃液や消化酵素の影響を受けやすいため、腹腔内や皮下、静脈などへ投与する注射剤の研究が先行しているのが実情だ。そのODNを、ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)を用いて経口剤などで実用化することを目指しているのが、信州大学学術研究院(農学系)准教授で菌類・微生物ダイナミズム創発研究センター長の下里剛士だ。

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