
自分が将来、研究者になるとは考えていなかった。小さい頃から勉強はできたが、運動は苦手。自分が何をしたいのか、何ができるのか。悶々と悩む高校時代。鈴木勇輝が選んだのは京都大学の総合人間学部だった。旧制第三高等学校の流れをくむ京都大教養部が前身の学部であり、人文科学や社会科学そして自然科学など幅広い分野の講義が受講できたからだ。やりたいことが定まっていなかった鈴木には、格好の学びの場となった。
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