若手研究者の肖像(第22回)

東京工業大学生命理工学院生命理工学研究科 白木伸明 准教授

未分化の幹細胞を除去する技術を開発、妻のヒントで「足し算」から「引き算」へ
(2017.02.13 00:33)1pt
2017年02月13日号
山崎大作

 ES細胞やiPS細胞といった多能性幹細胞の実用化には、後に腫瘍化する可能性のある未分化の細胞の除去が大きな課題となっている。白木伸明は、そんな未分化のES細胞やiPS細胞を培地のアミノ酸組成を変更するだけで除去できることを発見、2014年にCell Metabolism誌に掲載した。それまでも大学院時代からの恩師である粂昭苑らと共に、ES細胞を膵臓の前駆細胞に分化させたり、その前駆細胞がインスリンを分泌するまで成熟させたりして、Stem Cells誌に論文を掲載してきた。

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