糖尿病における血糖の管理が不良だと様々な合併症を引き起こす。その1つが糖尿病性腎症(Diabetic Nephropathy)で、悪化すると慢性腎不全を起こし、最終的に人工透析が必要となる。日本透析医学会の「慢性透析患者に関する集計」によると、2017年末の日本の慢性透析患者数は33万4505人で、前年度から4896人増加した。05年ごろから患者数の増加が鈍化しているが、依然として増加傾向にある。2017年に維持透析を新たに導入した患者数は4万959人で、前年から1615人増加した。死亡者数は3万2532人だった。透析導入の原因疾患は糖尿病性腎症が42.5%で、2010年にそれまでトップだった慢性糸球体腎炎を抜いてからずっと1位だ。その割合は増加してきたものの、最近、その増加傾向が鈍化しており、糖尿病管理の向上が背景にあると考えられている。なお、原因疾患の第3位である腎硬化症は高血圧の他、高齢化で起こるとされている。高齢化がますます進む中、懸念事項とされている。

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