全身の細胞の生存・代謝に必要な酸素の運搬は赤血球内にあるヘモグロビン(hemoglobin)が担っている。ヘモグロビンは、2価の鉄イオン(Fe2+)を中心に持つヘムとグロビンから成る単体が四量体の構造を取っている。このヘモグロビンあるいは赤血球の量が正常より少なくなった状態を貧血という。貧血になると、組織に酸素が十分に供給できなくなるために、頭痛やめまいなどが起こる。さらには酸素欠乏状態を補うために心拍出量や心拍数が増加するなど多くの症状をもたらす。貧血の原因疾患は多く、血液疾患または血液疾患以外の基礎疾患によって起きる二次貧血に大別される。

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