
関節リウマチの治療は従来、非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)から始まり、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)、ステロイドへと徐々に強い薬剤に変更していく「スミスのピラミッド治療方式」が主流であった。しかし2002年に米リウマチ学会(ACR)は、関節リウマチと診断された場合には抗リウマチ薬による根本療法を3カ月以内に開始することをガイドラインで提唱した。発症早期から強力な薬を使い、必要なら複数の薬を併用するなどして、関節破壊の進行を止めることが重要であるとの考えが生まれたのである。
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