パイプライン研究

痛風・高尿酸血症治療薬

再び注目される排泄促進薬、IL1阻害薬は適応取得目指して試験中
(2018.06.11 00:35)1pt
2018年06月11日号
伊藤勝彦=医薬品業界アナリスト

 ヒトを含む霊長類のプリン体の最終生産物である尿酸は、一定量血清中に存在し、過剰分は尿中に排出される。この尿酸値が何らかの原因で上昇し、健康に対して有害な影響を及ぼす状態を高尿酸血症と呼ぶ。高尿酸血症になると関節に尿酸塩の結晶が析出する。尿酸結晶を白血球が貪食することによって関節に炎症が起きるのが痛風だ。痛風発作(急性痛風関節炎)は「風が吹いただけでも痛い」から痛風といわれるとの説があるが、実際は風が吹かなくても相当の激痛を経験する。激痛で歩行が困難になる他、痛みは骨折に匹敵するといわれる。

ここから先は「日経バイオテク」「日経バイオテクONLINE」の
有料読者の方のみ、お読みいただけます。

ログイン 購読お申込み

ONLINE法人版無料トライアル(2週間)でも記事の続きがお読みいただけます。
※トライアルのお申込みは「法人(内におけるご担当者の方)」に限ります。

無料トライアルお申込み

パイプライン研究のバックナンバー

日経バイオテク お薦めの専門書籍・セミナー

  • 製造業ゲームチェンジ ― 「バイオエコノミー」の衝撃 <テクノロジーNEXT 2018>
    2018年6月13日(水)開催 [東京・御成門]
    セルロースナノファイバー、スマートセルインダストリー、DIYバイオなど、製造業でも台頭してきたバイオ関連技術が、自動車や電機、素材、エネルギー業界などに与えるインパクト。その将来性、応用可能性を探る。
  • 「日経バイオ年鑑2018」<新刊>
    最新データからわかる、バイオ分野の[開発][市場][産業]動向。バイオ事業戦略の頼れる味方。自社のR&D戦略を描くために、マクロな視点で将来を展望する一冊です。
  • 「バイオベンチャー大全 2017-2018」
    国内の未上場バイオベンチャーの企業データをすべて網羅しました。提携先を探し求める製薬会社にとって、投資先を探るベンチャーキャピタルにとって、自社の経営戦略を見極めるうえで有益となる重要情報を開示します。

PR・告知製品・サービス一覧人材・セミナー・学会一覧