パイプライン研究

多発性硬化症治療薬

抗体医薬が発売2年目で大型製品化、二次性進行型を対象にした治験も開始
(2019.05.13 00:34)1pt
2019年05月13日号
伊藤勝彦=医薬品業界アナリスト

 多発性硬化症(multiple sclerosis:MS)は、中枢神経系に起こる自己免疫疾患で、慢性炎症によってミエリンに障害(脱髄)を起こす。女性に多く、20歳から40歳で突然発症する。欧米で比較的多く、アジアやアフリカでは比較的少ない傾向が見られる。欧米では若年女性成人の神経疾患の中で最も多い。スイスNovartis社によると世界の患者数は推定250万人。日本の状況は、MSの特定疾患医療受給者証所持者数は2012年度に1万7073人、2013年度に1万8082人、2014年度に1万9389人と年々増加傾向にある。

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