オクラ(Okra)

 夏が旬のオクラ(学名:Abelmoschus esculentus)を取り上げる。英語では、オクラの呼称の由来である「okra」の他に「lady’s finger」とも呼ばれる。アオイ科トロロアオイ属であるオクラは、莢(さや、果ともいう)が食される。古代からエジプトで栽培されていたとされ、オクラの原産地はアフリカ北東部とされる。世界では年480万tが生産され、その7割をインドが占める。日本には明治時代に入ってきたが、一般市場に流通するようになったのは50年ほど前からのようだ。日本におけるオクラの生産量は年1万3000tほど。トップの鹿児島県産が4割強を占め、1割強の沖縄県、高知県が続く。国内産が少ない冬季を中心にフィリピンなどからの輸入品も流通している。オクラは寒さに弱い作物で、暑い地域では多年草だが、日本では一年草。日本で栽培されているオクラは、日本の種苗企業が独自に育種した品種だ。

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