神戸大学が“ディープフリーザー不要”のバイオバンクをつくったわけ

 バイオバンクは血液や細胞など生体試料を集め、保存しておくわけですからディープフリーザー(超低温冷凍庫)が不可欠です。にもかかわらず、神戸大学はディープフリーザーを必要としない新しいコンセプトのバイオバンクを設立したというのです。最初に聞いたとき、「ちょっとナニ言っているか分からない」と正直思いました。そこで私は、緊急事態宣言の合間を縫って神戸に飛びました。出迎えてくれた同大学大学院医学研究科の松岡広・特命教授は開口一番、「ウチがやろうとしているのはバイオバンクではなくて、バイオリソースセンターなんです」とにっこり笑いました。これは謎解きなのか、ますます訳が分からなくなりました。

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