バイオエコノミーの勃興もたらすゲノム編集技術

 バイオテクノロジーがもたらす経済活動を意味するバイオエコノミーという言葉が、国際的に注目されている。明確な定義は無いものの、地球環境問題や食糧問題に配慮しながら、産業を振興し経済を活性化するためにバイオマスやバイオテクノロジーを活用していこうという概念で、国などが政策に関して用いる場合が多い。代表的なものが経済協力開発機構(OECD)が2009年に発表した「2030年に向けてのバイオエコノミー:政策課題の設定」で、その中で加盟国における2030年のバイオエコノミーの規模を全国内総生産(GDP)の2.7%と予想している。日本でGDPの2.7%というと、食品産業や化学産業のシェアを上回る規模だ。

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