編集長の目

武田薬品の大型M&Aは実現するか

(2018.04.23 00:30)1pt
2018年04月23日号
橋本宗明

 武田薬品工業がアイルランドShire社に対して正式に買収提案をするか否かを表明するとしている2018年4月25日17時(英国時間)の期限が迫り、その行方が大いに注目される状況となっている。何しろ、3月28日に武田薬品が買収を検討していることを表明した時点で、Shire社の株式時価総額は約4兆8000億円。製薬業界では2018年に入って、米Celgene社による米Juno Therapeutics社の買収(90億ドル=約1兆円)、フランスSanofi社による米Bioverativ社の買収(116億ドル=約1兆2900億円)と、1兆円を超える規模の大型M&Aが相次いでいるが、武田薬品によるShire社の買収が実現すれば、それらをはるかに上回る大型案件となる。日本企業による海外企業の買収額としても過去最大となる見通しだ。

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