合成生物学の最前線

クモ糸ベースの新規素材、高機能とコスト減を両立へ

Spiber・菅原潤一 取締役兼執行役
(2019.03.11 00:37)1pt
2019年03月11日号
高橋厚妃

 Spiber(山形県鶴岡市、関山和秀代表執行役)は、合成生物学を利用し、クモ糸などの構造蛋白質の配列を組み換えて新規素材を開発するベンチャー企業だ。2018年11月には、微生物を培養して組換え蛋白質を商業生産する工場を、タイの工業団地に建設すると発表。同工場では、年間数百t規模の組換え蛋白質の製造を計画している。同工場の稼働で、商業化に必須と言われている、1kg当たり1万円以下まで製造コストを下げられる見込みだ。2019年半ばまでに着工し、2021年から商業生産の開始を目指す。

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