合成生物学の最前線

有利な変異を効率的に選抜酵素など生体分子を改良へ

東京大学大学院総合文化研究科・市橋伯一教授
(2019.01.14 00:37)1pt
2019年01月14日号
高橋厚妃

 市橋伯一教授は、生物のように自発的に進化し続ける生体分子の作製を目指している。ここでの進化とは、ある環境に対応するのに有利な変異を持ったDNAやRNAが選抜されるというサイクルを繰り返すことで、結果的に、より有利なDNAやRNAが集団に広がるというものだ。市橋教授は、試験管内でRNAの複製酵素を連続的に進化させる実験系を構築。酵素を含む生体分子が進化したり、多様性が生まれる仕組みの解明を試みている。

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