(画像:123RF)
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 シリンジ(注射筒)にあらかじめ、所定の投与量の薬剤が充填されている注射剤。一般的な注射剤を使用する際には、アンプルやバイアルなどの容器から薬剤を注射器で吸い出して、患者に投与する。

 PFS製剤は注射器に薬剤を吸い出さずにそのまま投与できるため、投与前の準備の手間や人手を省くことができる。また、注射器本体に薬剤名や使用期限を記載できるため、誤投与のリスクが減る。さらに、バイアルから薬剤を吸い出す際に、誤ってゴム栓の破片を削り取ってしまう、コアリングも防ぐことができる。

 主に無菌性を担保する必要のある薬剤や、在宅医療で使用する薬剤、粘度が高くシリンジへの吸入に難がある薬剤などがPFS製剤化される。

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