スマートフォンやタブレット端末などで操作する、疾患を治療するためのアプリケーションソフトウエアのこと。米国の業界団体であるDegital Therapeutics Allianceは、疾病の予防、診断、治療や、それを支援するソフトウエアなどのうち、安全性や有効性を検証し、規制当局から承認されたものをデジタルセラピューティクス(DTx)と定義しており、治療用アプリもDTxに含まれる。

 治療用アプリには、従来の医薬品や医療機器では治療効果に限界があった疾患に対して治療効果を発揮することが期待されている。例えば、治療用アプリによって継続的に介入することで患者の行動変容を促し、生活習慣病の改善を促したり、患者がアプリを操作することで脳が活性化し、注意機能が改善したりするなどの効果が期待される。

 治療用アプリの開発では海外が先行しているが、国内でも複数の企業が治療用アプリ(プログラム医療機器)の承認取得に向けて研究開発を進めている。国内で先行するCureApp(東京・中央)のニコチン依存症治療用アプリは承認申請中だ。