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セルロースナノファイバー(CNF)

(2020.02.03 00:40)
2020年02月03日号

 木材繊維の構成成分であるセルロースを微細化した、直径数nmから数十nm、長さは数μm程度の天然繊維。

 CNFは、(1)軽量でありながら鉄鋼に匹敵するか、それ以上の強度を有する、(2)熱による変形が少ない、(3)植物が原料であるため、化石燃料などと異なり持続可能性が高い、(4)焼却しても木材が光合成により吸収・固定した二酸化炭素を大気中に戻すだけであり、カーボンリサイクルが可能、といった特長があり、高機能素材として注目されている。

 CNFは、大規模な市場となり得る自動車用部品への応用が期待されており、環境省が中心となって、CNFを活用した自動車部品などの開発、性能の評価などを進めている。ただ、本格的な社会実装に向けては、製造コストが課題となりそうだ。既にCNFを応用した製品は実用化されているが、ボールペンのインクや紙おむつなど、用途が限られている。そこで、経済産業省は2020年度に、CNFの製造プロセスの最適化、新規用途の開拓などを推進する新事業を立ち上げた。

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