個人や事業会社、金融機関などからの出資を受けて組成した投資事業組合(ファンド)を運営し、そのファンドを通じ、成長が見込まれる未上場企業に対して株式投資を行う投資会社のこと。投資後は、人材紹介、事業開発支援など、未上場企業の経営をサポートし、企業価値を向上させた上で、株式上場や株式売却などのエグジット(出口)で投資した資金を回収。得られたキャピタルゲインをファンドの出資者に分配する。

 バイオベンチャーに投資を行うベンチャーキャピタルは、民間の独立系VC、大学が出資・設立した大学発VC、地方銀行などを含めた金融機関系VCなどに分類できるが、ここ数年、バイオベンチャーに投資するVC数は全体に増加傾向で、投資マインドも高まっている。

 ただし、シードやアーリーなど初期のステージへ投資を行うVCは多いものの、数億円規模の投資が必要になるミドル、レーターなど中後期のステージへ投資を行うVCは少ないのが現状だ。加えて、全体にバイオベンチャーの数も増えているため、バイオベンチャーの経営者や事業開発者、研究者などの人材が不足しており、頭を悩ませるVCが多いのが実情だ。