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ペプチド医薬

(2019.12.02 00:39)
2019年12月02日号

 アミノ酸が複数つながっている「ペプチド」を主体とした医薬品のこと。ペプチドはもともと、生体内でホルモンとして作用するものが多数知られており、機能を持つペプチド本体やミミック(模倣物)がペプチド医薬として実用化されている。

 具体的な製品としてはオクトレオチドやテリパラチド、リナクロチド、エテルカルセチド、セマグルチドなどがある。ペプチドは胃酸や酵素などにより分解されやすいため注射剤になることが多いが、最近米国で承認された経口GLP1製剤のRybelsus(セマグルチド)は、特殊な吸収補助剤を添加することで胃粘膜での吸収を促進させており、経口投与を可能にしている。また便秘治療薬のリンゼス(リナクロチド)はグアニル酸シクラーゼ受容体のアナログとして設計された合成ペプチドで、14個のアミノ酸から成り、経口投与できるのが特徴だ。

 ベンチャー企業の創薬シーズとして研究が進められており、ステムリムは組織の再生誘導効果がある「HMGB1ペプチド」を医薬品として開発を進めている。また、ベンチャー企業のファンペップは、特定の病原体に対する免疫誘導を活発化させる「抗体誘導ペプチド」の開発を行っている。

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