密着結合、密着帯とも呼ぶ。Claudinなど細胞接着分子などによって細胞同士が密に結合することで形成されるバリア(障壁)。上皮細胞系や内皮細胞系に認められる。血液脳関門(BBB)も、脳微小血管の内皮細胞が密着して結合したタイトジャンクションによって機能しており、2細胞間の密着結合であるバイセルラータイトジャンクション(bicellular tight junction:bTJ)と、3細胞の角が接する密着結合であるトリセルラータイトジャンクション(tricellular tight junction:tTJ)の2種類が存在する。

 現在、BBBを通過させ、薬剤を脳内に届ける技術の開発が活発化しているが、BBBのタイトジャンクションを通過させる技術には、内皮細胞の細胞質を通過させるアプローチと、タイトジャンクション(トリセルラータイトジャンクション)の中心管を通過させるアプローチの2つがある。