地球上に生息する全ての真核生物のゲノムを解読し、完全なデジタルライブラリーの構築を目指す国際的なプロジェクトのこと。EBPと略される。欧米や中国の研究者が中心となって手掛けている。今後、生物多様性が高いと考えられるブラジルやコロンビア、インドなどの研究者が参加する可能性もある。

 米国立生物工学情報センター(NCBI)のデータベースに2017年10月までにゲノム配列が登録された真核生物はわずかに2534種で、既知の真核生物の0.2%にも達していない。EBPでは10年という期間をかけて、既知の真核生物およそ150万種のゲノム配列を決定していく。

 EBPに必要な費用は、シーケンスに利用する次世代シーケンサーなどの機器類やサンプル取得のための費用、リファレンスゲノムなどを含め、およそ47億ドル(約5100億円)と見積もられている。