分散型台帳技術とも呼ばれる。インターネットなどのネットワークにつながった複数のコンピューター(計算機)が互いに取引データを検証しながら共有し、分散管理される取引台帳のこと。

 一定の頻度で、「ブロック」と呼ばれる取引データの固まりを生成し、それを「チェーン」のようにつなげて、取引データを管理することから、ブロックチェーンと呼ばれる。取引データの改ざんがしにくい、攻撃や障害への耐性が高い、管理にコストが掛からないといった特徴がある。

 当初は、仮想通貨、ビットコインの取引データを検証、管理するために開発されたが、現在は、ネットワーク上でデータを検証、管理する仕組みとして、金融取引、土地登記、資産管理、医療情報管理、選挙の投票管理など、様々な分野で活用が進んでいる。

 米Harvard大学医学部のGeorge Church氏らが創設した米Nebula Genomics社は、2018年2月、利用者自身がゲノムデータの保管・管理を行うため、ブロックチェーンを基盤とした独自ネットワークを構築。これまで一般消費者向け(DTC)遺伝子検査サービスを提供する企業が仲介していた取引を、ネットワークにつながった複数のコンピューターで検証、管理する仕組みを立ち上げると発表した。