腸内環境の改善などに役立つとされる善玉微生物(プロバイオティクスと呼ぶ)と、善玉微生物の餌となって善玉微生物を増やす食品成分(プレバイオティクス)とを、一緒に摂取すること。1995年に英国のGlenn R. Gibson博士らが初めて提唱したsynbioticsのカタカナ表記だ。「syn」には「一緒に」という意味がある。

 プロバイオティクスの代表は、乳酸菌やビフィズス菌、納豆菌、酵母など。プレバイオティクスの代表は、食物繊維やオリゴ糖など。プレバイオティクスには、腸内の悪玉微生物を減らす作用を持つ食品成分や、腸内微生物の作用で変換されることによって人間の健康への寄与が増す食品成分も含まれる。

 ヤクルト本社は、乳製品乳酸菌飲料「シンバイオティクス ヤクルト W」を2017年10月24日から順次、全国の店頭で販売を開始する。1本100mL中に乳酸菌シロタ株300億個とガラクトオリゴ糖2.5gを含む。発売から2018年3月までの販売目標は1日当たり7万本。希望小売価格換算で年30億円に相当する。