医療機関外で業として検体検査を実施する施設。「臨床検査技師等に関する法律」で規定されており、開設に当たっては所在地の都道府県知事の登録を受けなければならないため、登録衛生検査所とも呼ばれる。

 エスアールエルやビー・エム・エル、三菱化学グループのLSIメディエンスなどは、全国に複数の衛生検査所を保有し、医療機関から検体検査の受託事業を展開している。また、臨床試験などで得られた検体を研究目的で解析している企業も、衛生検査所を有していることがある。

 国内の衛生検査所の中には、国際標準化機構の「ISO 15189(臨床検査室-品質と能力に関する特定要求事項)」の認定を受ける衛生検査所が増えている。また、現状で遺伝子検査の品質・精度管理は、ISO15189の認定の対象外となっていることから、遺伝子検査を対象に含めている米病理医会(CAP)による認定や、米国のClinical Laboratory Improvement Amendments(CLIA)法に基づくCLIA認定を受ける衛生検査所も出てきている。