順天堂大学大学院医学研究科小児思春期発達・病態学の清水俊明 教授らの研究グループは、新生児集中治療室(以下、NICU)に入院した低出生体重児に早期投与したプロバイオティクスが、腸管内に長期的に定着することを明らかにしました。本研究では、低出生体重児の出生から退院時までプロバイオティクスとしてビフィズス菌M-16Vを投与し、投与終了から数週間経過後の糞便を解析した結果、ビフィズス菌M-16Vが腸管内に数週間定着し、腸内細菌叢において、ビフィズス菌が属するアクチノバクテリア門細菌の占有率が高く、大腸菌などが属するプロテオバクテリア門細菌の占有率が低いことが示されました。出生後早期に投与したビフィズス菌が、長期的に定着することと、腸内細菌叢の改善が認められたこの成果は、将来多くの乳幼児の健康につながる重要な知見で、持続的な腸内細菌叢の改善に寄与する可能性があります。

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