ベルリン、2020年3月28日―ドイツ・バイエル社は本日、ベルイシグアト第III相臨床試験VICTORIAの詳細な結果を発表しました。本試験では有効性の主要複合エンドポイントについて、プラセボ群との比較においてベルイシグアト群の優位性が示されました。VICTORIA試験は、心不全増悪の既往を有する症候性慢性心不全患者集団(左室駆出率が 45%未満)のみを対象とし、良好な結果が得られた大規模アウトカム試験です。ベルイシグアト群は心不全の標準治療との併用下において検討されました。最近の心不全アウトカム試験と比較して、主要評価項目である心血管死または心不全による入院の年間イベント発現率がプラセボ群では2倍を超えたこと、さらに心不全の予後に関連する臨床マーカー(NT-proBNP:N terminal-pro natriuretic peptide)の治験開始時の値が他試験の被験者の値の2倍であったことが、本試験の被験者では入院または死亡の発現リスクが高かったことを示しています。

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