大阪大学大学院医学系研究科大学院生の岸川敏博さん(博士課程)、岡田随象教授(遺伝統計学)らの研究グループは、日本人集団の関節リウマチ患者と健常者の腸内微生物叢が持つゲノム情報(メタゲノム)から、菌種や遺伝子、パスウェイなどの情報を網羅的に解析するメタゲノムワイド関連解析を実施しました。その結果、関節リウマチ患者由来のメタゲノムにはPrevotella(プレボテラ)属に属する複数の種の増加や酸化還元反応に関連する遺伝子の減少など、特異的な変動が生じていることを明らかにしました。また、関節リウマチの大規模疾患ゲノム解析(ゲノムワイド関連解析)より得たパスウェイ解析結果をメタゲノムによるパスウェイ解析結果と比較したところ、メタゲノムとヒトゲノムで関節リウマチに関与する多くのパスウェイがアジア人特異的に共有されていることを同定しました。

プレスリリースはこちら