京都大学、神経難病である多系統萎縮症の細胞内封入体形成メカニズムを一部解明 -病態解明と治療法開発に向けた細胞モデルの樹立-

(2018.01.15 15:00)

 梶誠兒 医学研究科博士課程学生、眞木崇州 同助教、高橋良輔 同教授らの研究グループは、株式会社カン研究所、滋賀医科大学、東京都医学総合研究所、Johns Hopkins大学と共同で、神経難病である多系統萎縮症の原因物質と考えられるα-シヌクレインが脳オリゴデンドロサイト(以下OLG)細胞に蓄積するメカニズムとして、オリゴデンドロサイト前駆細胞(以下OPC)という細胞が関与している可能性を発見しました。さらに実験を通じて多系統萎縮症に見られる異常なOLG細胞と似た細胞を作り出すことができたことから、細胞単位での疾患モデルとして病態解明や治療薬発見につながる可能性があると考えられます。

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