大阪大学、大阪大学発の軟骨再生治療法が臨床応用の最終段階、企業治験へ

(2017.12.08 10:48)

 大阪大学の中村憲正招聘教授(国際医工情報センター、大学院医学系研究科整形外科)、吉川秀樹教授(大学院医学系研究科整形外科)、澤芳樹教授(大学院医学系研究科 心臓血管外科)の研究グループは、これまで難治性で有効な治療法がなかった軟骨損傷に対する新規治療法として滑膜由来の間葉系幹細胞(MSC)を用いたスキャフォールドフリー三次元人工組織を開発しました。本組織は軟骨分化能に優れ、また組織接着性に優れ、関節鏡等による低侵襲手術による移植が可能です。また本人工組織は動物由来材料や化学合成品を一切用いずに作製された国際的に独創的なもの(日米欧特許取得済)で、バイオマテリアルを使用した従来の組織工学技術(競合製品)に比して、移植後の安全性、費用対効果の面で強い競争力を保持しています。これまでの前臨床研究およびファースト・イン・ヒューマン臨床研究の結果により、軟骨再生の有効な治療法となることが期待されます。

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