東北大学大学院生命科学研究科の高橋秀幸教授らのグループは、Nottingham大学(英国)、山形大学、京都大学、奈良先端科学大学等との共同研究で、植物の根が水分の多い方向に伸びるために働く細胞群を明らかにしました。植物の根は、重力を感知して下側に伸びるだけでなく、水分の勾配を感知して高水分側に伸びることができます。本研究は、根が水の多い方向に曲がって伸びるために、根が伸びる領域(伸長領域)で水分勾配を感知して屈曲すること、植物ホルモンのアブシジン酸とMIZ1タンパク質が伸長領域の皮層組織で働くことを初めて明らかにしたもので、これまでに知られている重力応答による伸長方向の制御とはまったく異なるしくみの存在を示しました。これらの成果は、乾燥地などに応用できる節水型植物栽培法の開発に貢献することが期待されます。

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