
JSRは2022年5月24日に経営方針説明会を開催。祖業であるエラストマー事業を譲渡し、デジタルソリューション(DS)事業とライフサイエンス(LS)事業に焦点を当てて事業構造改革を進めており、Eric Johnson CEOは「2024年度にROE10%以上、コア営業利益率を20%にする」という中期経営方針の目標実現に自信を見せた。特に2021年度は、9月に半導体事業でEUV(極端紫外線)リソグラフィ用メタル系フォトレジストの設計・開発・製造技術を持つ米Inpria社を買収したことで競争力を高めたことを強くアピールした。一方、LS事業は2021年度減益となったが、今後はコア営業利益が拡大していくとの見通しを示した。
この記事は有料会員限定です
- 会員の方はこちら
- ログイン
- 2週間の無料トライアルもOK!
- 購読・試読のお申し込み
- ※無料トライアルのお申し込みは法人に限ります。(学生や個人の方はご利用いただけません)