京大、mRNAループ構造を変える核酸医薬でマウス炎症性疾患の抑制に成功

 京都大学大学院医学研究科の竹内理教授らの研究グループは2022年5月11日、免疫のブレーキ役を担うレグネース-1の発現を増強させる核酸医薬を創製し、急性呼吸窮迫症候群や肺線維症、多発性硬化症の疾患モデルマウスで症状を改善させることに成功したと発表した。レグネース-1を標的とする免疫疾患の治療法はまだ報告されておらず、レグネース1のmRNAにあるステムループ構造をモルフォリノ核酸による相補鎖で変化させ、レグネース-1による自身のmRNA分解を抑制するといった新しいアプローチでこれを成功させた。研究成果は2022年5月11日にScience Translational Medicine誌にオンライン掲載された。

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